賃貸仲介業を運営している方がハウスコムフランチャイズへ加盟した後の未来を考える。

ハウスコムフランチャイズ加盟店には、これまで自社ブランドによる不動産会社として発展を遂げられてきた中で、抱える課題の解決策や未来への成長戦略を考えるために、ハウスコムフランチャイズに加盟した方もいます。

ブランド力を活かす

ハウスコムは1998年に大東建託株式会社の100%子会社としてスタートしました。以降、関東・中部・関西の3大都市を中心に直営店舗数を拡大し、2019年には東証一部(当時名称)へ上場するに至りました。(2025年1月末に非上場となり、大東建託株式会社の完全子会社となりました)

ハウスコムは創業以降、賃貸仲介業をコア事業とし成長してきました。この賃貸仲介力で「ハウスコムのブランド」を作ってきました。

フランチャイズの仕組みは、加盟店の看板にそのブランドを掲げていただくことで、ハウスコムのブランド力を活用することができます。

賃貸不動産業者が飽和しているこの時代、そして、賃貸不動産業者が淘汰されるこの時代です。集客力を強化するためにブランドを利用する。また、物件の仕入れをおこなう際の家主様へのアピールポイントとしてブランドを利用する。ブランド力の利用方法は多様ですが、このブランドをうまく利用する経営者が、この厳しい時代を乗り越え、企業成長のスピードを加速させるのではないでしょうか。

また、ブランド力を利用したいからフランチャイズへ加盟する。とは言いつつ、出店したいエリアには既に他の加盟店があるから出店できないという課題があることも事実です。カニバリゼーションが少なく、これから更なる成長を目指す「ハウスコムフランチャイズへの加盟」という道を選択する経営者の方が増えてくるものと考えています。

横の繋がりを活かしたネットワークを構築する

ハウスコムフランチャイズの特徴として、加盟店間の距離が非常に近いことが挙げられます。年に数回開催する「特定責任者会議」をはじめとした、加盟店の皆様にお集まりいただく場を多く設けています。

その場で構築されるネットワークにより、加盟店間における情報交換・物件情報の共有・管理物件仲介のための協力要請など期待できます。

こうしたイベントや研修を通じて横の繋がりを構築することで、様々な形で売上拡大のチャンスを作ることができます。これもハウスコムフランチャイズに加盟する大きなメリットと言えます。

人の育成をさらに強化する

経営者として社員の教育・育成についてはどのようにお考えでしょうか。昨今、「人材」という言葉は「人財」と呼ばれる程、より一層重要なものになってきています。

もちろん経営者の方であれば、多くの知見を余すことなく社員の方へ伝えていることと思います。その一方で、経営者の方が持っている知見以上のものを社員に身に付けて欲しいと願う経営者の方もいると思います。

全国に200店舗以上の直営店舗を持っているハウスコムがこれまでに培ってきた仲介ノウハウの提供をはじめ、他の不動産業者へ出向いて研修を受ける「ベンチマークセミナー」を実施し、より外の世界を見ることができる取り組みも実施しています。

これも、自社ブランドで事業展開する不動産会社様ではなかなか実現できないことではないかと考えます。人財が育つことで店舗の売上が伸び、多店舗展開することでその人財のステップアップの場を提供する。ハウスコムフランチャイズへの加盟は、そのような未来を実現するための具体的な道になってくれることを願っています。